あらすじ
こちらは前回ご紹介した「チェンジワールド」(上)の続きです。
まだ読んでいない方はぜひそちらから読んでください。
上巻では要祐(ようすけ)の海外赴任の話、そして郁夫(いくお)の大学時代の先輩である穂積(ほづみ)からの揺さぶりがあり、すれ違ってしまった2人。
下巻では穂積と決着をつけるために要祐が奮闘し、穂積の本当の狙いに気付き…
2人の成長と深い絆のストーリーになっています!
「チェンジワールド」(下)の感想・レビュー!
とにかく最高でした!穂積は嫌な奴でしたけど、結果としてお互い相手のことを本気で考えて自分と向き合うことでより絆が深まるきっかけをくれた感じでしたね(o^―^o)ニコ
※以下若干のネタバレを含みます。ネタバレが嫌な方は見ないで下さい。
本当に守りたいもの
要祐がすごくカッコよかった!
マーケティング部のホープらしく穂積のことを調べ上げて、正々堂々対峙します。
大手商社で評価されているだけあって頭の回転も早いし、相手のことも自分のことも冷静に分析できる。今まではそれが郁夫に対して一歩身を引いてしまう原因でもあったわけですが、今回の件で郁夫のことを欲しいと言えるようになりました。ここの部分はぜひ本を読んでほしいです!松(要祐の友達)もカッコいいので( *´艸`)
郁夫は要祐とのこれからについて考えて、「想い合う以外で必要なこと」について悩んで、郁夫パパに相談したりして、要祐に自分が今考えていることを洗いざらい話します。このシーンもめっちゃ良かった!お互いに好きすぎてこじれていた部分がしっかり話し合うことでより絆が深まって感動的でした(´;ω;`)
問題を乗り越えた2人
話し合うことで問題を乗り越え、要祐は海外赴任します。
要祐が郁夫に素直に「待っててください」って言えたのが、ようやく自信を持てたことが伝わってきてめっちゃ良かった!
要祐の2年間の海外赴任は、以前の2人だったら不安要素一杯の時間だったかもしれない。
それどころか海外赴任の話を断っていた可能性すらある。
でも、2人とも相手が自分のことを好きでいてくれるという自信を持てたから離れていても大丈夫だったって感じが最高に萌えでした( *´艸`)
やっぱり仕事も一生懸命頑張っている方が素敵ですからね!
「チェンジワールド(下)」作品情報
- タイトル チェンジワールド(下)
- 作者 南月ゆう
- 出版社 新書館
- ジャンル リーマン
- 巻数 全2巻(完結済み)
まとめ
今回ご紹介したのは南月ゆう先生の「チェンジワールド(下)」でした!
2人が問題と向き合って成長して、より絆が深まった最高の展開でした!!!
以前先生があとがきに書いていた「恋が愛に変わる瞬間」というのがしっくりくる物語でした。
コメント